逆転勝ちで予選リーグ勝ち越し!全国選抜結果!

3月24日(金)〜3月27日(月)に愛知県スカイホール豊田で行われた第50回記念全国高等学校選抜卓球大会の結果を報告いたします。

〈男子学校対抗〉
予選リーグ
1試合目
埼玉栄 1-3 希望ヶ丘
加藤優 0-3 浅見
須黒 3-0 丸山
須黒・吉田 0-3 浅見・石井
吉田 0-3 石井

2試合目
埼玉栄 3-0 明誠
須黒 3-2 山下
本山 3-0 無量谷
須黒・吉田 3-0 山下・塩谷

3試合目
埼玉栄 3-2 留萌
須黒 2-3 櫻井
本山 3-2 原
須黒・吉田 2-3 櫻井・杉山
吉田 3-0 門脇
加藤優 3-1 杉山

予選リーグ2勝1敗で予選リーグ敗退

前年度ベスト16という結果だったので、今回はベスト8を目標にしたいと思っていましたが、組み合わせから考えて、必ず達成する目標として予選リーグの勝ち越しを掲げて臨みました。
希望ヶ丘戦では、エースの須黒が貴重な一点を勝ちとる活躍。明誠戦でも苦しい試合をゲームオールで勝ちきってくれました。
そしてラストの留萌戦。須黒が1番を大接戦で落としてしまい苦しいスタート。そこから2番でキャプテンの本山が2-0リードするも、後半もつれる展開に。3.4ゲーム目を落としましたが、5ゲーム目は気迫のあるプレーで勝利。流れを引き寄せます。
3番ダブルスも2-0リードからスタートしますが、3.4.5と接戦のなかで落としてしまい、勝負は後半戦へ。

後半にまわったら、この2人に活躍してもらいたい。
そんな想いで、吉田と加藤優の1年生2人を後半にしていました。
ガッツあるプレーで苦しい場面を乗り切ってくれるだろうと信じて。
始まった後半戦。
4番吉田は安定したプレーで1ゲーム目を取り、2ゲーム目もリード。7点まで取ったところで、そこから追いつかれます。7-7でタイムアウト。
やるべきことを伝えて送り出し、その後は完璧なパフォーマンス。期待を裏切らないプレーで3-0で勝ってきてくれました。
同時進行していた加藤優は、1ゲーム目を落として苦しいスタート。2ゲーム目はリードしましたが、徐々に追いつかれていきます。後半の接戦の場面でタイムアウト。
「こちらは攻めれば点が取れる。向こうの攻撃もこっちは取れる。だから、必ず勝てる」
そう伝えて送り出しました。ベンチメンバーの応援を背中に、その後はフォアもバックも攻め続ける、埼玉栄らしい速い卓球。2.3.4ゲーム目を取り、チームを勝利に導いてくれました!

ドラマティックな展開は人生に彩りを与えてくれます。
こんな風に、素敵な時間を与えてくれた選手たちに今回も感謝しています。

今後も、春の大会、夏の大会に向けて、モチベーションを高めながら活動していきたいと思います!

最後に、選抜の会場で、いろいろな人と話をさせてもらったなかでの気づきを載せます↓

「結果っていうのは、自分の周りの人が喜んでくれるもの。自分に残るものではない。じゃあ何が残るのか。結果そのものではなく、その結果を成し遂げるために磨き続けてきたものが残る。つまり、自分自身が取り組んできた過程が血肉になっていく。勝っても驕らず、負けても卑屈にならずに。結果に惑わされず、磨き続けよう」


※写真提供:ニッタクニュース
エースとして活躍した須黒↓
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今大会全勝の活躍をしてくれたキャプテンの本山
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※写真は後日さらにアップする予定です。

プロフィール

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埼玉栄卓球部顧問の高橋裕樹です。
“憧れをつくる”
ことを目的として活動しています。

このブログでは皆様に応援していただけるよう、埼玉栄卓球部の様々な活動について発信していきます!

日本スポーツ協会公認卓球コーチ3
JADP公認スポーツメンタルトレーナー

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